懐古映像

http://www.nicovideo.jp/watch/sm234594
って俺はまだこの頃は劇場通ってなかったんですけど。
今、AKB48が失ってしまったモノ、忘れてしまったモノが、きっと少なからずこの映像には遺されているのかなー、と。ドラクエじゃないけど、持てるモノの数は限られてて、何かを手に入れたら何かを捨てなきゃならない、ってのが物事の摂理だから、仕方ないですけどね。
ただ、普通は「これだけは捨てられぬアイデンティティ」っつーのがある(ドラクエで言えば「それをすてるなんてとんでもない!」ってやつ)と思うんだけど、じゃAKB48アイデンティティってなんじゃろな?って。そう考えるとAKB48の実体ってのが何だか本当に心許ないものだな、ってつくづく感じます。そもそも自分が初めて劇場に来たあの日の段階で、オープン当初のアイデンティティすらかなりの割合で失われていたのかもしれませんね。
だから、ヲタは個人推しに走ってゆくんだと思います。それはAKB48の「つまらないトコ」な気もしますけど、そのへんは個人的な感覚ですからねぇ。


この映像の中にある要素の半分がまだ生き残っていれば、俺も今でも全力でAKB48ヲタでいられたのかな?って思うんですけどね。残念ながら、今の自分は佐藤由加理ヲタ、です。ってそれが残念なのかどうかもわかりませんけどね。
というか、それすら危ういくらい、劇場から遠のいています。個人的に整理がついたら、劇場に行きたいな、って思ってますけど、少なくとも9月くらいまではそれも厳しい、ですね。